ただでさえ、予想材料が乏しい2歳新馬戦。的中させるのも一苦労というお話を前回させてもらいました。2歳新馬はまだ気性的にも落ち着かない馬が多くて、ゲート審査でも手こずる馬が多いです。ゲート審査は気性の落ち着いた馬から次々と審査されます。そのため午前と午後ではゲート審査にかかる時間が大きく異なってきます。つまり、気性の荒い新馬たちは長く待たされるのです。これは馬にとっては大きなストレスになるでしょう。気性が落ち着いていれば、存在しなかったストレスと言えます。このゲート検査はトレセンで行われるため、実際検査を生で見られることは一般の方では稀だと思います。でもどうしても馬の気性を知りたい…。生で調子を見たい…。そういった方はパドックで情報収集するのがベストだと思います。レース前のわずかな時間ですが、生の新馬たちを見れるのはパドックをおいて他にありません。そこで、新馬のイレ込み具合や、コズミ、フケ、バランスを細かくチェックすれば、かなり詳しいことがわかると思います。一般的にパドックは予想の最終確認と位置づけられることが多いのですが、新馬戦ではパドックは確認作業ではなく、血統と並んで最も重要な予想材料の一つと位置づけられるでしょう。ここで少し視点を変えれば、パドックをじっくり見て割り出した予想がもし的中すれば、新馬だけではなく競走馬全体を含めて、馬を見る目がある、と自負しても異論はないと思われます。2歳新馬戦は新しい予想レベルに到達するための訓練の場とも言えそうです。